ご挨拶

第4回大会実行委員長 髙寄 正樹(日本大学生産工学部)


 このたび,令和7年1月25日(土)に日本アプライドスポーツ科学会第4回大会をZoomによるオンライン形式にて開催させていただくこととなりました。配信は実行委員会が設置されております日本大学生産工学部から行います。本学会は第1回大会から継続してオンライン形式にて学会大会が開催されており,本学会ならではの参加・発表方法も定着してきております。オンライン形式の学会大会は,参加者にとって会場までの移動時間や費用の負担を抑えることができ,その時間と労力を発表準備等に割くことができます。ぜひ,このメリットを活かしてより良い研究発表ならびにディスカッションがなされることを期待しております。

 

 大会行事としては,講演,シンポジウム,一般発表(口頭発表),大学生研究発表(口頭発表)を実施いたします。講演では,運動制御に関わる神経科学(脳科学)領域のエキスパートである日本大学の中山先生に,『正確で力強い動作を実現する脳内メカニズム~動作の計画、準備から実行まで~』と題して,パフォーマンス発揮に関わる脳内メカニズムについてお話しいただきます。

 また,今年はパリ2024オリンピック・パラリンピックが開催されましたが,シンポジウムにおいてはオリンピック・パラリンピックに関わられたナショナルチームスタッフの方々をお招きして,選手を指導・サポートする立場から最新スポーツ科学を現場でどのように取り入れているかご紹介いただく予定です。

 研究発表においては,例年大学生研究発表が盛況です。正会員の皆様におかれましては,次世代の研究者育成のため,大学生の研究をエンカレッジするアドバイスをお願いいたします。加えて,正会員の皆様による一般発表への積極的な申込・ご参加のご協力をお願いいたします。

 

 第4回大会が皆様にとって有意義なものとなるように,実行委員会では準備を進めております。ぜひともご参加・ご発表のほどよろしくお願い申し上げます。